管理番号 | 29 |
年度 | 1999年 |
研究テーマ | 霧多布におけるホーストレッキングのコースが乗馬者・馬および植生に与える影響 |
研究者名 | 近藤誠司 |
所属 | 北海道大学大学院農学研究科 |
分類 | 観光学 |
キーワード1 | 観光 |
キーワード2 | 植生 |
キーワード3 | |
キーワード4 | |
テキスト | 29 平成11年度 霧多布におけるホーストレッキングのコースが乗馬者、馬および植生に与える影響 近藤誠司 要約 霧多布で行われたホーストレッキングにおいて、トレッキングコースが乗馬者に与える物理的および心理的影響を検討する目的で、参加者3名のトレッキング中の心拍数の変化を測定するとともに、参加者16名全員に対してアンケート調査を行った。また使用馬3頭の心拍数を測定したほか、コースと周辺の植生の関係を検討した。乗馬者のトレッキング中の平均心拍数は80~114回/分程度であり、安静時心拍数に対する上昇率は20~30%であった。運動強度は0.16から0.25程度と、やや早足の歩行より低い値であった。アンケート調査の結果、参加者はこのトレッキングに強い期待をもち、終了後大きな満足を得た。またトレッキング前は馬に対する関心が高かったが、終了後は景観や植物に対する関心も高まった。供試馬の心拍数変化で見る限り、本トレッキングコースは馬に対して大きな運動負荷とはならないことが示唆された。さらにコースが作業道路を使用した結果、周辺植生に対する影響はごく少ないものと考えられた。 |
ドキュメント | ダウンロード (4.09 MB) |