霧多布湿原学術研究支援成果データベース

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管理番号1
年度1994年
研究テーマ霧多布湿原の水質に影響を及ぼす要因の解析
研究者名原口 昭
所属北海道大学農学部附属演習林
分類植物生態
キーワード1植物
キーワード2生態
キーワード3水質
キーワード4
テキスト1 平成6年度
  霧多布湿原の水質に影響を及ぼす要因の解析 原口昭
摘要
霧多布湿原は、多様なタイプの湿原から成り立っていることが水質の測定から明らかにされた。湿原に影響を及ぼす要因としては、集水域・海洋からの塩類の流入が大きく、このような影響を大きく受ける地域には、ハンノキ林および塩性植物群落がそれぞれ成立している。また、これらの塩類供給が制限される地域には、ミズゴケ群落が成立している。これらの群落の境界は明確であり、水質の違いも顕著に認められた。同一地域で多様な群落が明瞭に区分される形で成立している湿原として霧多布湿原は学術的に高い価値を有している。
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