管理番号 | 22 |
年度 | 1998年 |
研究テーマ | 霧多布湿原に産する水生タヌキモ属植物2種の繁殖生態 |
研究者名 | 荒木悟 |
所属 | 北海道大学大学院地球環境科学研究科 |
分類 | 植物生態 |
キーワード1 | 植物 |
キーワード2 | 生態 |
キーワード3 | |
キーワード4 | |
テキスト | 22 平成10年度 霧多布湿原に産する水生タヌキモ属植物2種の繁殖生態 荒木悟 要旨 国内では果実形成の例がなかったタヌキモ、コタヌキモの有性繁殖に関する再検討の一環として 1998年の花期に霧多布湿原での調査をおこなった。タヌキモは現地、栽培下とも開花がみられなかったが、コタヌキモでは MG ロードの側溝及び、ジュンサイ沼周辺の池沼で開花、果実形成(8 月9日には形成率29.7%) が確認された。種子が正常に発芽するかどうかは未確認であるが、結実率が非常に低い(果実1個あたりの種子数は0.45±0.80) ため、種子が正常であるとしても実際の繁殖は主に栄養繁殖によるものと考えられる。 |
ドキュメント | ダウンロード (4.97 MB) |