管理番号 | 9 |
年度 | 1995年 |
研究テーマ | 霧多布湿原の酸性霧発生機構と霧粒の関連について |
研究者名 | 谷口択之 |
所属 | 北海道教育大学教育学部釧路校 |
分類 | 環境科学 |
キーワード1 | 環境 |
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テキスト | 9 平成7年度 霧多布湿原の酸性霧発生機構と霧粒の関連について 谷口拓之 結果の要旨 1994年から1995年にかけて、霧多布湿原センターでの霧の酸性化および釧路市にある北海道教育大学釧路校の屋上で調査した霧の粒径の大きさとpHとの関連から、霧粒の変化と酸性霧発生のメカニズムを解明するために始めた研究である。得られた結果は、1)1時間ごとの霧の粒径とpHの値との関係では、pH値が高くなる傾向が出たとき霧の粒径の直径は大きくなる傾向がときどきみられた、2)1日の霧の粒径変化では、大きな変動を示していることが挙げられ、霧には発生から消散までの間に、周期的な変化がある。今回の調査では、酸性霧の発生と霧粒の変化の明瞭な関係を知ることはできなかったが、今後の研究を進めるに当たっての基礎データとなり、平成8年度もさらに継続する計画である。 |
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