霧多布湿原学術研究支援成果データベース

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管理番号70
年度2006年
研究テーマ浜中町指定管理者制度の自治体内における諸機能の実証的な研究
研究者名中俣保志
所属北海道大学大学院
分類地域社会学・社会教育学
キーワード1
キーワード2
キーワード3
キーワード4
テキスト70 平成18年度
   浜中町指定管理者制度の自治体内における諸機能の実証的な研究 (2) 中俣保志
昨年度の研究課題と本年度の研究課題
昨年度は、平成15年度の「地方自治法の一部を改正する法律」に基づき北海道内でも本格化した指定管者理制度の全体的な概況を確認し、これまで地方自治体などで行ってきた委託事業上の管理者と指定管理者制度上の管理者を比較検討し、指定管理者制度の課題として、地域状況に見合った制度実態の調査の必要性と、管理者の選定に関してどのような基準で各自治体が管理者を選定したのか財政上・ローカルガバナンスの状況などの観点から地域の状況を踏まえた分析が必要である点を指摘した。平成17年度の当該助成事業報告書「浜中町指定管理者制度の自治体内における諸機能の実証的な研究 (2)」では、今後の具体的調査課題として、「浜中町で指定管理者制度として運営されている霧多布湿原センターの指定管理者制度が、地域にとってどのようなメリットがあるのか、また地域の市民の声や地域民主主義をどのように運営に反映させていくのかなどの点も視野に入れ、同施設の指定管理者制度の積極的な管理運営が機能的に進められる社会システム像を、浜中町をモデルに分析」する必要がある点確認された。以上本年度の課題は、以上の到達点から進めて、次のような点に重点を置き、研究に取り組んだ。① 指定管理者選定に関する全体的な動向 ② 指定管理者選定に関する浜中町の事例検討 (霧多布湿原センターの事例) ③ 浜中町における指定管理者選定の現状と課題 以下、これらの課題に即して本報告を具体的に記述していく。
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