管理番号 | 52 |
年度 | 2003年 |
研究テーマ | 霧多布湿原周辺のコウモリ相 |
研究者名 | 近藤憲久 |
所属 | 道東コウモリ研究会 |
分類 | 動物生態 |
キーワード1 | 動物 |
キーワード2 | 生態 |
キーワード3 | |
キーワード4 | |
テキスト | 52 平成15年度 浜中町のコウモリ相 近藤憲久 はじめに 釧路・根室管内のコウモリ相については,断片的記載(服部,1971;吉行・遠藤,1972;阿部ほか,1994)があるに過ぎなかったが,最近,根室市教育委員会(2001),近藤ほか(2002)ならびに近藤ほか(2003)によってコウモリ相の分布実態が明らかになりつつある.2002年に厚岸町において分布調査を行い,カスミ網で9種141個体を捕獲した(近藤ほか、2003).しかし,放獣したヒメホオヒゲコウモリ Myotis ikonnikovi Ognev,1912とホオヒゲコウモリ M.mystacinus Kuhl,1812の区別が難しいのでMyotis sp.としたが,その後の生きたままの状態で簡単に区別がつくようになった (Kondo and Sasaki, in prep.).2003年厚岸町に隣接する浜中町において,特に国指定天然記念物「霧多布湿原」の周囲でカスミ網を用いる捕獲調査ならびにバットディテクターを用いた調査を行ったので,その知見を報告する.なお,本研究は,浜中町から「2003年度霧多布湿原学術研究奨励助成金」受けた. |
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