霧多布湿原学術研究支援成果データベース

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管理番号58
年度2004年
研究テーマ浜中町における塩湿地植物群落の調査及び立地環境についての研究
研究者名内山博之
所属厚岸町立真龍小学校
分類植物生態学
キーワード1
キーワード2
キーワード3
キーワード4
テキスト58 平成16年度
   浜中町における塩地植物群落の調査及び立地環境についての研究 内山博之
はじめに
浜中町には、湖沼や湿原、また特異な塩湿地が存在している。塩湿地とは、海水が入り込む湿地帯のことであり、湿地の中でも特殊な特質を持った湿地である。浜中町においてもこれまで海岸部や湖沼岸等の開発が行なわれ、塩湿地は、限られた場所にしか存在していないのが実情である。この地域は、ラムサール条約登録湿地に登録されている霧多布湿原などを抱える厚岸道立自然公園(釧路町・厚岸町・浜中町)に位置している。現在、2006年の国定公園化に向けて、道行政も本年度自然環境・社会環境の調査を取りまとめることになっており、関係機関との調整を進めながら動き出したところである。また、この地域は、これまで塩湿地植物群落の詳細な分布調査は十分に行なわれてきていないのが現状である。したがって、今回、火散布沼岸と藻散布沼岸を中心に塩湿地植物群落を確認するために調査を行なうことにした。
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