管理番号 | 30 |
年度 | 1999年 |
研究テーマ | 火山灰降下の湿原植生への影響 |
研究者名 | Stefan Hotes |
所属 | 北海道大学大学院地球環境科学研究科 |
分類 | 植物生態 |
キーワード1 | 土壌 |
キーワード2 | 植生 |
キーワード3 | |
キーワード4 | |
テキスト | 30 平成11年度 火山灰降下の湿原植生への影響 Stefan Hotes はじめに 火山灰層が北海道内のほとんどの湿原の泥炭層で記録されている(北海道開発庁1963、飯塚・瀬尾1966)。霧多布湿原も例外ではない。最近の研究によって霧多布湿原において5枚の火山灰層が記録されている(七山ら1999)。火山灰が堆積することによって環境条件が変わり、植生に影響が出る可能性があるという風に古くから報告されている(Tokito 1915,Yoshii & Hayashi 1931)。火山灰による撹乱が最近また注目を集めるようになったが(Wolejko & Itoh 1986,Damman 1988,Lees & Neall 1993,Crowell他1994)、湿原植生を対象とした体系的な研究が欠けている。本研究の中で火山灰層が霧多布湿原の植生にどのような影響を及ぼしたかを把握するのを目的とした。 |
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